東日本医療専門学校トレーナーコラム (柔道整復師)(鍼灸師)vol.10コラム

『競技特性の熟知の大切さ』

皆さんこんにちは!
今回のコラムは楽天スクールトレーナー大村が担当させていただきます。
今回は先日観戦してきたラグビーの試合と競技特性の把握の大切さをお話したいと思います。

そのチームはトレーナーとして常に帯同している訳ではありませんが、以前から整骨院に治療に来ている大学生のチームで、今回は近場での試合という事だったので急遽応援に駆けつけました。

ラグビーの試合は、非常に盛り上がり観ていて面白いのですが、同時にあまりの激しさに不安を感じてしまいます。
野球出身の私には、彼らの鍛え上げられた肉体から繰り出されるタックルは、とてつもなく強力で観ていて頼もしくもあり同時にとんでもない凶器に見えます!
どのスポーツでもそうですが、特にラグビーはコンタクトプレーが多く一瞬の気のゆるみが大きなケガに繋がり、取り返しのつかない事態を招く事が容易に想像できます。

以前ラグビーとはどんなスポーツかを知らなかった頃、ラグビー部員に整骨院で試合前に足関節のテーピングをして欲しいと頼まれ、野球選手と同じようにテーピングをして送り出した事がありました。
施術後の動作では問題はなかったのですが、いざ試合になると固定力が足りず、タックルの際の痛みが軽減しなかったため満足にプレーをさせてあげられなかった、という経験があります。
幸いこの時は大きなケガに繋がりはしませんでしたが、テーピングが完全でなかったために試合に集中できず、あのとんでもないタックルを受け大ケガに至っていたという可能性は大いに考えられます。

野球とラグビーは同じ球技ではありますが、走る投げる捕る打つを中心とする野球とコンタクトプレーを中心とするラグビーでは競技の特性が大きく違ってくるので同じ足関節のテーピングでも違ったものになってくるのです。
ですからラグビーに限らずトレーナー活動を行うには、まずそのスポーツのルールや競技特性を把握するという事が絶対に必要になってくるのです。

皆さんもテーピングに限らず、施術やコンディショニングを行う際は競技特性を熟知し、その選手に合ったものを行い、選手のケガを未然に防ぎ最高のパフォーマンスを発揮できるようサポートしていってください。

では、また次回もよろしくお願いします。

楽天イーグルスメディカルトレーナー
やわらぎ整骨院上杉 
大村 裕
oomura