東日本医療専門学校トレーナーコラム (柔道整復師)(鍼灸師)Vol.9コラム

「筋痙攣(きんけいれん)」

こんにちは!

健生トレーナーコラム第9回目の担当は楽天スクールトレーナー跡邊です!

今回は筋痙攣をテーマにお話させていただこうと思います。

まず筋痙攣と聞いてピンと来ない人もいると思うのでそこから話していきます。

筋痙攣とは世間一般ではこむら返りや攣る等と言ったりしますが皆さんは経験がありますか?
私は中学生のときに初めて筋痙攣を起こし、こんなに痛いものなのかと思った記憶がありますが、最近はほとんど筋痙攣を起こしていません。

筋痙攣とはまずなんなのか?ということなのですが、筋痙攣とは突然起こる強い痛みを伴う非自発的な筋収縮のことです。

非自発的というのはいわゆる意識しない、自分でやろうと思ってないのに勝手になるものを言います。
まぁ自分で今から筋痙攣を起こすぞ!と思って起こせる人はいないと思います。

筋痙攣の多くはふくらはぎ(腓腹筋)に起こります。
筋痙攣の原因は脱水による水分不足、塩分の不足、長時間の筋収縮による循環障害などなど。様々な原因がありますが実は筋痙攣の原因はこれが正解というものがありません。

ではスポーツの現場で筋痙攣が起こった際はどうするか?ということになりますが、基本的には
① ストレッチ      ※急に伸ばさない。ゆっくりと伸ばす。
② アイシング      ※場合による
③ マッサージ      ※場合による
④ 給水         ※冷たすぎないスポーツドリンク等
⑤ 衣服を緩める     ※野球をやっていてふくらはぎを攣った場合、ストッキ              ングを脱がす等。

このようなことをします。

ここで難しいのが②と③なのですが、これは時と場合によってはやりません。

まずマッサージをやる場合ですが、筋痙攣を起こした時にすぐに競技復帰させなければいけない場合(試合中など)は、筋温を上げる処置としてマッサージを行います。
なぜならアイシングなどで筋温を下げてしまうと、再度筋痙攣が起こりやすくなったり、パフォーマンスが低下する恐れがあるからです。

しかし試合後やその日はもう運動をしない場合は、筋痙攣によって微細ながら起きた筋損傷の処置としてアイシングを行います。

ここはその日の今後のことを加味しながらやっていきます。

私が現場にいる際は筋痙攣を起こした子どもが、すぐにプレーに戻らなくてはいけないという状況は少ないので、基本的にはまずストレッチをします。

その後筋痙攣が落ち着いたら、残りの練習時間によって対応が変わります。残りの練習時間が少なければアイシングをします。まだ時間があるようだったら動作時痛や運動時痛などを確認してから練習に戻します。その後練習が終わった後にアイシングを行います。

筋痙攣によって痛くて何日も動けなくなったという事を私はあまり聞いたことがありません。この通りにやるのが正解というわけではないと思いますが、私は現場では念のためこのような対応をしています。

今回は筋痙攣のことをお話させていただきましたが、このコラムが皆さんの今後の参考になれば幸いです!今回はこの辺で失礼致します。


それではまた!

参考文献
月刊スポーツメディスンNo.98号特集「つった!どうする?──筋けいれんの原因と対応」 (有)ブックハウス・エイチディ社

楽天イーグルスベースボールスクールメディカルトレーナー
跡邊 隆太
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